第1回・コレクション展

Permanent Collection Ⅰ

【第1期】2024年4月26日[金]~ 2024年7月7日[日]

宇都宮美術館のコレクションを通じて、過去と未来をつなぐカギとしての美術作品について考えてみたいと思います。松本哲男や丑久保健一といった宇都宮ゆかりの芸術家たちから、マルク・シャガールやルネ・マグリットといった世界の巨匠まで、18作家による101点の作品を展示します。宇都宮美術館が誇る世界最大級のジョルジュ・ビゴー・コレクションから31点を展示するほか、特集展示では柚木沙弥郎の「版」の仕事を紹介します。


ルネ・マグリット
《大家族》
1963年
開館時間 午前9時30分 ~ 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝休日は開館)、4月30日[火]、5月7日[火]
※ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・祝]は開館
観覧料
一般 310円(250円)
大学生・高校生 210円(160円)
中学生・小学生 100円(80円)
※( )は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(1名)は無料。
※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。宮っ子の誓いカードまたは学生証をご提示ください。

ジョルジュ・ビゴー
《日光 東照宮 仁王門》
1882-1899年

ジョルジュ・ビゴー
《高台の寺からの眺め、淡島(伊豆地方、三津にて)》
1887年頃

ラウル・デュフィ
《オルフェウスの行進》
1939年

特集展示・柚木沙弥郎
~「版」の仕事を中心に~

2024年4月26日[金]~9月16日[月・祝]

 柚木沙弥郎(1922-2024)は現代の日本を代表する染色家として知られています。師・芹沢銈介に教えを受けた型染の技法を通じて、愛らしく味わい深い作品を数多く生み出してきました。一方で、彼の豊かな創造の世界は媒体の垣根を超え、さまざまな技法に広がっていきました。
 このたびの特集展示では、柚木とアトリエMMGとの協働によって生まれた「版」の仕事をご紹介します。また、柚木沙弥郎と栃木県の知られざるゆかりにも注目します